バストアップとヨガやピラティス

ヨガとピラティスの違いが分からない、という方は多いかもしれません。
ピラティスのブームは2000年以降にスタートしますが、もともとはピラティス氏が第一次世界大戦で怪我をした兵士のために開発した運動でした。
自分の体の動きを意識しながら運動するので、普段の生活では使わない筋力を鍛えることが出来ます。
主に体幹の筋肉に働きかけます。
ヨガを参考にしている部分もあるので、確かにヨガのような動きもありますが、全く別のものだといえます。

一方、4千年以上も昔のインダス文明で生まれたのがヨガです。
思想や哲学と深く関わっていて、修行のひとつがヨガであるといってもいいでしょう。
思想に基づいた呼吸とストレッチを行います。
バストアップとはちょっと違うかも〜と思われるかもしれませんが、実はどちらのエクササイズもバストアップの基本中の基本なのです。
ふっくらやわらかいおっぱいですが、それを支えているのは大胸筋・小胸筋・鎖骨から首にある胸鎖乳突筋・上腕周辺の筋肉そして肩甲骨の脇にある肋骨挙筋などの筋肉なのです。

バストの土台となっている大胸筋、これを鍛える事で垂れないバストをキープできます。
また、きれいな形を保つことができます。
小胸筋は大胸筋に覆われて脇から肩甲骨につながる筋肉のことです。
この筋肉を鍛える事で離れ乳を予防できます。
谷間を作りたかったら鍛えるのはここです。
そして肋骨挙筋という背中にある筋肉はボリュームのあるバストに必要です。
年齢とともに胸の肉が削げ落ちた〜と感じている人はここを鍛えましょう。

普段は意識さえしないこれらの筋肉を動かして、鍛える事ができると天然のブラジャーが作られるので形の良いきれいなバストを手に入れる事ができるのです。
ヨガやピラティスはどちらもしっかりとこれらの筋肉ひとつひとつに働きかけるエクササイズができます。
バストアップには激しい運動は必要ありません。
どちらも続けていく事で結果が徐々に現れてくるものなので、すぐに効果を期待してはいけません。
自分自身を見つめて、心と体をゆっくり整えていく運動です。
毎日の生活に無理なく取り入れる事でバストアップを目指してみましょう。